てんこく白(城)日記
日常の気が付いたことや思ったことを作品を交えて載せて行けたらいいなと思います。
不定期に細く長く行きたいと思います。

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2006年6月9日(金)
ロックの日3

ロックの日にはいつも考えさせられることがあります。

イギリスにデフ・レパードというHRバンドがいますが
このバンドの作品に「スラング」という問題作アルバムがあります。

リーダーのジョー・エリオットは東南アジアツアー中に
この地方の民族音楽に共感し(他にも理由は色々あるが)
今までとは違う音楽を作るべく
南スペインの一軒家を借りて、録音方法も変えて
過去のものとは違う作品に仕上げたのですが、
(伊藤政則氏は[余分な脂肪を取り除いたサウンド]と評価しました)
専門誌「バーン」では血迷ったなど酷評のアルバムで
伊藤氏以外は70点台の人が多かったと記憶します。

過去のものと聴き比べてみると
二曲目にすぐ今回の意図の曲になるため
暗いイメージになりロックン・ロールを主にしてきたバンドとは
思えない期待はずれが点数の低さに出てしまったのではないかと
考えられるのですが、通して聴けば「彼ららしさ」は納得できます。

初期代表曲「ウエイスティッド」のような曲を期待して聴くと
失望してしまうのではないかと思います。

いつも思うことですが音楽アーティストには特に
こちらの聴く側は世界中の全アーティストの中で
激しいスラッシュならスレイヤー
メロデスならイン・フレイムス
華麗なギターならイングウェイなどと
それぞれにイメージのレッテルを貼り作り聞き分けていますので
激しいはずが静かだったりすると期待はずれになるわけです。

しかしアーティスト側からすれば一本調子にならぬように
色々なタイプの曲を作り、聴き手を考え
飽きないように工夫しているのだと思います。

自分も篆刻で個展する時は
やはり色々挑戦した作品を観ていただきたいので
金文、印篆など書体や、また大中小、など考慮して製作しています。

ヘヴィメタル関係のアルバムは「バンド」ということもあり
意見の相違で「結成」、「脱退」が多く、その度に経緯や結末に
今後の自分の方向性を考えさせられることが多いのです。

添付作品名 昌阜

2006年5月27日(土)
アコーディアナ

カフェ・アコーディアナが8周年を迎えて開いた記念のイベントは
素晴らしかったです。特に自身作曲の「茜雲」は心打たれました。


8周年記念イベントはかとうかなこさんのショートライヴでしたが
1メートル位の距離でアコーディオンの優しい音を体全体で聴けて
良い体験をさせていただきました。
かなこさんの技量のせいかアコーディオンも迫力あり、
また最後に握手もして、五月の忘れられない一日となりました。

かとうかなこさんのHPより
4歳からアコーディオンをはじめる。17歳で全日本アコーディオン コンクール総合優勝。高校卒業後すぐにフランスにアコーディオン留学、世界的プレイヤーの指導を受け、在学中には全仏コンクールでも第1位を獲得する。帰国後、沢田研二・藤山直美の音楽劇で共演。また、ラジオの特別番組では、リシャール・ガリアーノやクレモンティーヌとのセッションを行うなど5夜連続6時間の番組を担当。
2003年1月ファーストアルバム「Le ciel 〜空〜」を、2004年7月 にはセカンドアルバム「ひだまり」をリリース。収録曲が“世界の車窓から”などテレビ番組で数多く取り上げられ話題となる。またNTTドコモのラジオCMの楽曲提供。
フランスのルノー愛好者とのタイアップし、2006年5月ミュゼットのコンセプトアルバム「ボナペチ」をリリース。

http://www.katokanako.com/

添付作品名 五月 

2006年5月5日(金)
子供の日

のんびり寛いで観ていただくのもいいですね。

8月からの予定がキャンセルということで急遽早まり
案内状作成、額装など準備に追われ慌ただしい先月でした。
HPのことは勿論の事、月々のことも先送りしやっと間に合いました。
当初は旧作の大きめのものを展示の予定でしたが、
ここ10年位の未発表作を中心に31点(旧作4点・新作7点)
展示しましたのである程度は見応えが有るのではないかと思います。

本宮の湯は自然に囲まれ山の麓にあるので良い所です。
一階の正面がギャラリーになっていて、
他に視聴覚室、休憩室、レストランで、風呂は2階です。

他人のような振りして1〜2時間観察していると
風呂から出て階段を降り、帰るための下駄箱までの行く間に
強力な関所とも言えるソフトクリーム屋が有り
大体6割強位の人がソフトクリームか瓶の牛乳を購入、
座るところがギャラリーにあるので自然に
食べながら、飲みながら展示物を観るという流れで
設計したひとを含め感心してしまいました。
ですから随分大勢の人に観ていただけたと思います。
ありがとうございました。m(__)m

風呂から上がり寛いだ気分で、食べながら、飲みながら
何かなと観ていただくのも良いものだと思いました。

添付作品名 自然

2006年2月26日(日)
足跡
偶然見つけた記事ですが懐かしい想いがしました。

四年前は同じ校区内にある「ギャラリー田園」さんで
教室展をしていたのですね。懐かしい?です。

HPの「更新」をいつも心がけていますが、
時々「ヤフー検索」も気にしています。
今回検索で東日新聞の記事を見つけ、
まだパソコンを始めていない頃の記事を発見し
(パソコン歴1年8ヶ月)
嬉しい気持ちや懐かしい気持ちなど複雑な気持ちになり
「そうだったんだなあ」と、その時お世話になった人達に
色々思い出し感謝したいと思いました。

何年位存在するのかなと思います。

その時の記事・・・よかったら御覧下さい

添付作品名 足跡
2006年2月25日(土)
霧の朝

珍しく朝霧で7時頃は一つ先の信号も見えないほどでした。

霧は放射霧、移流霧、蒸気霧、前線霧、上昇霧の五つに
分けられていますが、今日の霧は放射霧ではないかと思います。

放射霧とは晴れた冬の日などに、地表の面から熱が放射され
地面が冷え、それが地面に接している水蒸気を多く含んだ空気を
冷やすことで発生するものをいうようです。
同じようなものに「靄」がありますが、
霧や靄は地面に接して現れる雲のことだということです。

霧と靄の違いは以下です、
見通しが1km以上の時(1km先のものが見えるとき)は靄
見通しが1km未満の時(1km先のものが見えないとき)は霧

と分けられて使われています。
また「霞」というものもありますが、スモッグなどで
空がかすんで見えることを総した全体的な言葉で
「霞」だけが気象用語ではないのです。
季語などでは、平安以後「霧」は秋、「霞」は春のようです。
霧が濃い・靄が薄いという言い方をしますが納得です。

今朝の霧は深く
幻想的に感じました。そして何故か
裕次郎の「夜霧よ今夜もありがとう」を思い出しました。

添付作品名 霞

2006年2月7日(火)
蝋梅

蝋梅が見ごろとニュースが伝えていました。

ロウバイは「梅」という字が入っていますが、梅ではなく
蝋梅(ろうばい)科で冬枯れの今咲くといいます。

真ん中が薄黄色でろうそく細工のような花で、
蝋梅の「蝋」はここから取られたと言われているようです。
開花してからの見頃は12月末頃〜翌3月中旬頃で
お正月頃から咲き出し、岡山の後楽園では
今が見頃と伝えていました。

蝋梅は1月27日の誕生花、花言葉は「先導、先見」です。
冬に咲く神秘的な花とされていて
何時か実際に確かめてみたいと思いました。

一昔も梅先生は「老梅」とよく落款されていました。
何かのある花のような気がします。

添付作品名 蝋梅