てんこく白(城)日記
日常の気が付いたことや思ったことを作品を交えて載せて行けたらいいなと思います。
不定期に細く長く行きたいと思います。

                                                     東城記

個展無事終了

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2007年10月29日(月)
十三回忌

今日は親父の十三回忌の法要をしました。

早いもので親父が亡くなってから十二年目となりました、
命日は来月六日ですが日程の都合で今日となり、
七回忌以降は鎌倉時代から始まったと言われています)
親戚といってももう兄弟二人しかいなくなり
少人数の全7人で行いました。

いつもの佛説阿弥陀経から読経が始まると感慨深く
色々な在りし日の姿が思い出されジーンときてしまいます。

また同時に親鸞聖人の教えの通り「生かされている」ことを実感しました。和尚様の説教によれば、10先祖を遡れば1024人を数え、
その誰が欠けても今の自分は無いとの教えです。

親父の兄弟も70歳半ば、なかなか外へ出にくくなったようで
この「十三回忌」という機会にに皆が顔を合わせる事ができたと
喜んでくれ、この事が一番良かったのではないかと思います。
そして親父もきっと喜んでくれているに違いないと思いました。

故人を偲ぶことも生かされる証だと真に思いました。

添付作品名 偲ぶ

2007年10月15日(月)
10月も半ば

今年も今日で早10月半ばです。

大分涼しくなって来ました。一ヶ月前と比べると段違いです。
この時期は毎年「宇連ダム」の状況が気になる頃ですが
今年は九月の秋霖で(2549万9000トン)貯水率 89.7% で
ちょっと安心といったところです。

さて今日は「きのこの日」。
日本特用林産振興会が1995年(平成7年)5月の総会で制定され
10月はきのこ類の需要が高まる月なので、その月の中の15日を
中心に松茸、椎茸、舞茸、しめじなどをはじめとする
きのこ類の消費をピーアール目的として作られたようです。

鍋物が恋しくなる季節になりました。

添付作品名 秋霖

2007年9月23日(日)
反省会

今日は「萌芽」さんに於いて反省会を開きました。

年に一度でも会員である皆さんが集まって珈琲でも飲んで
ゆっくりしましょうということです。

今年は会員の一人である柴田氏のヴァイオリンのミニ演奏もあり、
有意義な会となり思い出に残る一日となりました。
生のヴァイオリンが聴けるとあり18名集まりました。
演奏は中々の腕で4曲披露していただけ良い時間を過ごせました。

会合の中身は豊橋の美術館を借りるのは難しいですが
目標予定は来年も同館を希望しているところです。

決定事項
場所・・・・・豊橋の美術博物館・講義室
点数・・・・・一人一点
テーマ・・・生命

また来年に向けてどんな力作が出るか今から楽しみにしています。

会が終わってふっと気が付けば今日は秋分の日です。
(「祖先をうやまい、なくなった人々を偲ぶ」日)。
昼と夜の長さも同じくらいなったなと思いました。

添付作品名 恭敬

2007年9月10日(月)
第19回砥尚印会てんこく展

大盛会のうちに昨日無事終了できました。

今年は前展が野田弘志展と大きな展覧会でしたので
1日少ない5日間で動員数も心配されましたが
終わってみればトータル1056人は会始まって以来の過去最高、
また昨日は初めて302人と大台を替え
会員一同の工夫を凝らした作品群の成果だと思います。

来年以降また更に向上を目指しやっていきたいと思います。
来年のテーマは「生命」としました。
どんな力作が生まれるか今から楽しみです。

多くの来場して下さった方々に感謝すると共に
今後もご支援を御願い申し上げる次第です。
ありがとうございました。

添付作品名 信頼

2007年8月25日(土)
個展無事終了

寓さんでの個展も無事終了できました。ありがとうございました。

ギャラリー「寓」は日本3大稲荷の一つ豊川稲荷の北側に位置し
交通の便も良いところです。
お盆明けの16日(木)から始まった初日から
連日の猛暑でこちらでも38度近くあり
2時過ぎるとあまりクーラーが効かず大変でしたが
個展に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

初日には地元新聞3紙にも取材をしていただき
特に中日新聞には初めてカラーで載せていただき
多くの人から電話いただきました。

今回作品のテーマが「様」として日常よく使う言葉を選び
少しでも篆刻に入りやすいように心がけましたが
今後もこのような親しみやすい言葉選びを
作品の題材としてしていきたいと思います。

多くの人に支えられての個展で感謝感謝でした。

添付作品名 オカゲサマ

2007年7月28日(土)
八月の蜻蛉

家の周りを飛ぶのは故人が帰って来たのではないでしょうか。

7月22日に放映された「風林火山」で
千葉真一演じる「板垣信方」の回想シーンはジーンと来ました。

シーンにも登場した「ウスバキトンボ(薄羽黄トンボ)」は
8月特にお盆に多く見られることから、
昔の人はこのトンボをショウリョウトンボと呼び、
ご先祖様の使いとして大切にしてきたと言われているからです。

板垣が蜻蛉に成り代わるシーンはこのことを
引用したものと思います。

ですからこの時期に家の周りを飛ぶ蜻蛉は
その家にゆかりのある故人が帰ってきたといわれているので
捕まえたり、殺したりしてはしてはいけないとされているのです。

添付作品名 真心

2007年7月8日(日)
勘助桃

今年は特に気温にも恵まれ甘くて美味しいです。

豊橋の桃は、昭和30年代からで、
昭和56年に市内で「勘助白桃」が品種登録されたことにより
注文が増え始めたといわれています。
「勘助白桃」は「愛知白桃」の枝変り品種で、
毎年7月中旬〜下旬に収穫がされており、
大玉で果汁も多い優良品種に指定されています。

「勘助白桃」はリンゴと同様にペクチンを豊富に含んでおり、
生活習慣病対策のほか、肌を美しくするなどの効果 も
期待できるされています。

今年は御陰様で既にいただきましたが
何とも言えない満足感で「ほっぺが落ちる」とはこのことですね。
みなさんも一度ご賞味下さい。

 勘助モモのニュース ⇒こちら

添付作品名 嘉

2007年6月23日(土)
命あるもの
生命の大切さを知らされた出来事でした。

小学5年の女の子が習字教室に通って来ていてますが
多少の熱があっても休まないし、
部活で遅くなっても一度も休まなかった子が、
この日は何も手につかないからと欠席の連絡。

その理由を聞いてみると
大切に育てていたハムスターが死んでしまい
自分のせいだと責めている様子らしいのです。
学校は元気なく行ったらしいのですが
食事は朝から取らず、ずっとハムスターの前で
泣いているのだというのです。

自分も小さい頃手乗り文鳥を飼っていて随分なついたころに
死んでしまい悲しい思い出があります。
(もう生き物は飼わないと思ったことがある)

最近、篆刻の生徒で山羊を飼っている人がいますが
その山羊が死んで元気がない様子です。

TVなどで若い人の「死」をよく耳にしますが
この子のように現実に「死」と直面し
生命の大切さをこの成長期に知っておいたなら
きっと力強く生きて、人にも思いやりのある
優しい人間になってくれるに違いないと
直感した一日でした。

添付作品名 生命