◎篆刻(てんこく)を始めたい人に どんな道具が良いかわからない人に揃えて欲しい一覧です |
○必要な道具(入門用) |
印刀 | 刃が5−7ミリくらいのもの(1000円前後)が良いと思います 筆と同様に順次大小揃えていくと良いでしょう(良いものは1万円位のものもある) |
ニ面硯(両面硯) | 海が二つあるもの(黒用と朱用) |
印泥(朱) | 「美麗」(がお勧めです) 上品印泥、箭鏃印泥なら尚良いでしょう(光明印泥はお勧めできません) |
黒墨 | 早おり墨でも固形なら何でも良い(墨汁は不適当) |
朱墨 | 布字構成する時、黒と朱の境がわからなくなることがあるため篆刻用とされているものが良い (目安として市価で3000円以上のものが良いでしょう) |
水滴 | 硯に補充する、目薬の空になったものが量を調節できるので良いと思います |
篆刻台 | ネジ式とくさび式がある、どちらでも良いです |
小筆 | 二本(黒用と朱用) |
印材 | 大きさは5分ー8分くらいで青田石、最近では巴林石なども良いです |
辞書 | 最初は篆刻字林、小型のもを買ってもいずれ買うことになると思います ★その他の辞書 |
バレン | 版画用は上からこするが、篆刻は下に置いて使用するので自分で作る (かまぼこの板などに竹の皮をはって作る) 作り方⇒ |
印箋(半紙) | 印稿用、押印用 |
ペーパー | 印面を整えるため、300番−600番くらいで良い(二種類はあった方が良い) |
歯ブラシ | 石の削り粉を払う |
古タオル | 印材の印面についた印泥を拭く |
鏡 | 印稿を石に逆字で写すため |
印矩 | L型、T型の定規のこと(黒檀などは高価です) 押印位置を確認し使用する |
その他 | 1・砥石(印刀を研ぐ) 2・ハカマ用の千代紙、布などの用具 3.拓書墨(釣鐘墨ともいう・側款を写す時に使用する) |
○色付け用・・・・・黒印泥、顔彩・水彩絵の具一式、色鉛筆など |
※印じょく・・・落款する時に使用する台ですが、篆刻ではバレンを使用するため必要ありません |
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